「中国マネー」はどこへ行くのか?セミナー参加! | - 2010/09/10
9月7日、師匠である潟nート財産パートナーズの林弘明社長の主催の「台頭する中国マネーと不動産投資ビジネスの行方!」セミナーに参加してきました。
ご存知の通り、中国の富裕層の日本への債券投資、不動産の購入のニュースが、同業者からの情報が入ってきています。私自身も、今後の中国の日本投資への関心を持っていたところに、このタイムリーなセミナーの案内をいただきましたので、さっそく参加した次第です。
写真の一枚目は、師匠の林社長、私は弟子の関係です。
写真の2枚目が、メイン講師、奥村尚樹社長です。経歴は、早稲田大学卒業後、リクルート、住友信託銀行をへて、上海にステイジア・キャピタルを設立、代表につかれました。北京、広州、シンセン、香港、東京に支店展開され、海外不動産投資のコンサルティング、アセットマネジメントが主たる業務です。2004年2月に出版なさった「中国元で大儲け!」がベストセラーになりました。
以下は、講演の要約です。
@上海における住宅価格は2002年から8年間で3.5倍になった。(@14%上昇/年間)
A2010年に入り、国の政策により、高止まり、上昇がとまった。
B賃貸住宅の投資利回り(Cap Rate)は、2010年で2%、明らかに低い水準、不動産が高止まりしている。
C中国人が海外投資をする理由 a)中国元高、5年で対ドルに対して18%上昇 したがって、海外物件が18%安く買える。 b)中国国内の投資が危険水準、海外にお金を 持っていかざるを得ない。 c)日本への観光ビザ発給条件の大幅緩和により 日本への興味が大幅に高まった。 反日感情が好転! d)人民元の国外持ち出し枠50,000ドル に拡大 e)リーマンショックによる海外不動産の下落 f)可処分所得の増加 g)国内不動産の資産価値アップに伴う、含み 資産増加、新たなる投資先の必要性
Dただし、急激な円高に伴い、日本への投資熱がさめてきている、様子見のムードが広まってきている。
等の内容でした。
現地での、中国人向けの日本投資セミナーが大盛況で、日本のマスコミにより大きく報道されました。日本人の中国マネーへの期待の大きさを物語っています。
最後に、師匠の林社長がまとめられました。
中国マネーの流入には、例えば、日本の不動産を評価額で1億円取得したら、1年の永住権を与えるという制度の導入の提案がありました。そうすることで、大量の中国マネーが流入し、日本が大いに活性化されることになります。
とても興味深い内容に大いに満足のセミナーでした。
富山にも、中国からのマネーを呼び込めないか、今後の大きなテーマとして探っていきたいと考えています。
師匠、ありがとうございました。
by Mickey(ミッキ-)
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